総合武道格闘術とは、硬度・強度を有する特殊木刀と防具を使用し、直接打撃による斬突蹴投の自由乱取りを基軸とする稽古主体の鍛錬を行うものです。

武器格闘から徒手格闘を見渡し、徒手格闘から武器格闘を見渡す。
武道鍛錬から日常を見渡し、日常から武道鍛錬を見渡す。


常に事物を別視点から捉えることで立体的に見渡し、その本質に迫ることを期待するものです。

特に、すでに徒手の武道・武術・格闘技の修行をされている方にとって、武器格闘の視点から、ご自身の修行される徒手の武道・武術・格闘技を見渡すことにより、より その深淵に迫る効果を期待できます。

※稽古主体とは、試合形式の自由乱取り稽古を主体とするものであり、競技試合は行わないことを意味します。
 ルールの制定された競技試合での勝負は、勝負に拘るあまり「無効打的所作」「ポイント先取り後の消極的攻防」等に陥る恐れがあります。その為、主体とする自由乱取り稽古においては、「勝負感は持ちながらも勝負には拘らない」を信条に稽古しております。

総合武道格闘術は、以下の種目を稽古鍛錬しております。

◆徒手格闘術(各々が修行する武術/武道/格闘技 若しくは総合武道徒手格闘術)
◆武器格闘術(重量・強度・硬度を有する特殊木刀と防具を用い直接打撃稽古)
◆総合武道格闘術(武器格闘術に、体当たり・蹴打・投げ技を加え稽古)
◆得物捕り